
リジットリーフの場合、アクセルシャフトは文字通り固定式で、そもそも調整ができない構造。
でも、40年も前のモデルともなれば、ボディー自体が歪んでいたり、様々な理由で、アクセルシャフトが真っ直ぐの状態をキープしている個体は極めて少ないです!
その場合、クルマ自体が確実に左右どりらかに向かっていく悪〜い癖が付いています!!
それなのに、それなのに!、『古いからしゃ〜ない!』とか、『アメリカ車なんてこの程度』と決めつけちゃったりしてませんか?
そもそも、曲がって走る癖に気づいていもいないんでしょうか?
どちらかというと、調整できないと決めつけて諦めている方が殆どだと思われますが、実際にはSPC社がリリースする
スラストプレートで調整できちゃうんです!
今回、焼き鳥クンを調整するうえで、最初に現状のデータを計ってみました。
すると、14分と、おば〜ちゃんでも体感できるほど右側に向いておりました!
つまり、クルマは否応なしに左に向かってしまう癖が付いていたんです。

アクセルシシャフトが右に向いているので、スラストプレートを左側(運転席側)にセットし、タイダウンで後ろ方向に引きながら、アライメントテスターによるリアルタイムなデータを確認しながら“0”の状態になったところで、Uボルトを締め付けます。
ボルトを締め付ける事で、スラストプレートが完全に圧入され、“0”の状態をキープしてくれるのです。

ちなみに、リアのショックは新品に交換し、車高を2”ドロップするロワリングブロックもセットした状態で設置しました。

リアのアクセルは、スラストプレートで真っ直ぐになり、車高を落とした状態で、前後共に理想的なアライメントでセッティングすべく、フロントのアッパーアームもSPC社のアジャスタブル式に交換しました。
それに付いては、後日改めてご紹介するとして、車高を落として凛々しくなっただけで無く、実際にドライブしてみると、明らかにハンドリングが向上した事が体感できました!!
高速道路でのハイスピード走行も試してみましたが、相当いい感じです!
ハンドルから手を離しても、ちゃ〜んと真っ直ぐ走ってくれますし、コーナーリングではハンドルを動かす量が少なくなった感じです。
似たようなモデルに乗っている方、良かったら今度試乗してみますか?
posted by hideki at 14:04|
1969 Road Runner
|

|